Releasing Now(即今只今)

2020-10-09 18:55:00
赤紫蘇 2020年 テスト作付け
blacklabelから赤紫蘇花付きを出荷しています。
今季テスト出荷です。
梅干しとかに使うのによく使う赤紫蘇です。(梅干し用の赤紫蘇は店頭では水が落ちてる状態です。)blacklabelがあるところではチリメンの品種をよく目にしますが、あえて、丸葉の大きい品種です。
ことの発端は 仙台の花屋さん マジェンタの山田さんと、宮城は岩沼で行われた小学生中学生向けのクリエーティブスクールにお邪魔した際に、会場のL・
P・D architect office様の庭園にあった赤紫蘇がとてもキレイだね!と会話を交わしていました。その赤紫蘇をつかって二人で即興で花束つくったりしてみて。
マジェンタの山田さんが「つくったらいいんじゃない?」と命令気味に仰るもので、同じような丸葉の品種を探して、種子まいて定植して、色々してみました。
赤紫蘇はバジル等と同じシソ科です。切り花にしてみて水揚げしずらさ、持ちの短さが心配でしたが、クリザール処理の水揚げバッチリでピンピンにあがり、自分用に切った赤紫蘇も一週間以上葉も水落ちすることなく元気に花を咲かせています。
とにかく、香りが素晴らしいです。
梅干しの香りで、飴の小梅ちゃんの飴のニオイの大本です。(赤紫蘇がずっと先ですが。)
昨今の花き業界で売れ筋には香りの要素があります。第一要素は大いにクリアです。飛び抜けてクリアだと思います。
そして、葉の色です。
光の種類によっては大いに表情を変える色です。
とても魅惑的です。下の2枚の画像は若い時ですが太陽光のもとで撮影しました。
東北芸術工科大学の前学長で西洋色彩学の名士ひはらもとこ様がこの赤紫蘇(画像)を観て仰ったのは「西洋式色彩学では色の三要素 HVC(色相、明度、彩度)と個別に分けて語るのに、この紫蘇の反論が聴こえてきました。」(そのまま引用)
そして、エロティシズムの葉脈であります。
何気なくその地域に植生している植物はその土地に過保護にすることなく植生し、その土地の香り、息づかいを都市部に出荷して、愛でられれば、都会と地方とのパイプ。そして、「地方の自然の美しさを都市部に伝える仕事をしたらいいよ。」と仰ってくれた、下北沢の珈琲屋さんじゅんさんの言葉に一歩近づいたのではないかと思っていました。
思いの外、水揚げバッチリです。そして、切り戻しもせずに水が下がりません。
赤紫蘇って殺菌効果があるようなので、他の花の日持ちも良くなるのでは。と思っています。
クリザール前処理しています。
よろしくお願いします。
今季の動向みて、来季の作付け量を決めます。
今の所倍増予定です。
この丸葉品種でより丸く育てていきます。
(写真撮は下手です。下にゴミが落ちてるのは自己嫌悪感です。)
赤紫蘇 2020年 テスト作付け
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2020-09-27 14:07:00
ふじばかま 2020年 ~black label~
ブラックレーベルから「ふじばかま」を出荷しております。
栽培してるところは日中30度も切り、夜温もさがり、ふじばかまの花も色素が濃くなってきています。
令和2年のお月見の日は10月1日です。
お月見にふじばかまを飾ってみたり、風流ではないでしょうか。
使い方は自由です。
10月の中上旬まで出荷予定です。
白花フジバカマ同様、ネズミによる株の食害がひどかったので、改植しています。
よって、出荷量は例年の3割減を見込んでいます。
前処理クリザール水溶液のクリザールの種類を変えました。
より導管閉塞を防ぎより水揚げを促進して、パリッとした状態で納品できるのではないかと思っています。
もし万が一水が下がっていましたら、新聞紙などで巻いて水揚げしていただくと、容易にあがると思います。
それでもあがらない際は、スプレーなどで、葉水をかけていただくとあがると思います。
蕾の状態がキレイだと思い、蕾の状態で出荷しています。
小売店様、エンドユーザー様では切り花の延命剤を使うとこにより、より長持ちし、キレイに開花すると思います。
どうぞ、秋の便りをお楽しみください。
(追伸、様々なところからふじばかまの出荷が増えてきました。量ではなく、質で一番になれるように精進いたします。できれば量でも一番になりたいです。)
よろしくお願い申し上げます。
バックはLPです。
銀杏BOYZとピンク・フロイドです。

 

 

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2020-09-14 19:39:00
白花フジバカマ 〜black label〜

black labelから白花フジバカマを出荷しています9月12日ぐらいから気温も夜温も下がり、発色がよくなってきました。
作付け量は3年前に増殖しましたが、前からの圃場のネズミの食害がひどく、今年一部改植しました。
改植した分は数年収穫できませんので、前年比3割減の収穫を見込んでいます。

令和の元号の語源となった万葉集にも藤袴は登場するようです。
(この白花フジバカマは交配種ではありますが。)

大田花きの花の生活研究所の惚れ惚れしいボンジュール内藤氏の記事から
「時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す」
の蘭は藤袴のことを指すと。https://www.otalab.co.jp/blogs/26285

日本の秋の便りをお楽しみください。
藤袴の生命力を感じてくださると本意であります。


バックはLPです。セルジオ・メンデス&ブラジル66のEquinoxです。ジャケットにデザインされてるオレンジの丸が日の丸っぽく、ソークール。ソーオシャレ。


クリザール前処理済です。
使い方は自由です。
よろしくお願いします。


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2020-09-10 19:29:00
ヒマ カルメンシータピンク ~black,red,yellow label~ 2020
お世話になっております。
Bouffier寺嶋です。
Bouffier black label  red label  yellow labelの3labelからヒマの カルメンシータピンクを出しています。
ヒマの種子には毒があります。
触ったり、見る分には安全で一切関係ございません。食べなけれ安全です。触ってもかぶれることはないです。
しかし、数年前にその種子の毒を抽出して濃縮させての殺人未遂事件が起きました。
(抽出濃縮させるという手間を犯人は掛けたのです。その方法は私にはわかりません。)
コンプライアンスだかなんだかで、ヒマをつくる共選さんが生産をストップしました。
しかし、ヒマ カルメンシータピンクのこのエロ可愛さを観ることなく消えることはまったくもって納得いきませんでした。
悪いのはあくまでも、その未遂事件を起こした人であって、ヒマ カルメンシータピンクに一切責任はないと思いました。
ヒマ カルメンシータピンクを愛でる心の自由を奪ってなるものかと、旧香川Bouffierのミニーさんと作付を決めました。
たくさん作付けしました。そして8月頭から出荷してます。
バックはジェーン・バーキンとゲンズブールのベストアルバムのLPジャケットです。
収められている、「Je t'aime moi non plus」は官能過ぎて卑猥すぎて、発売禁止になったりもしたようですが、今では、名曲です。とてもいい曲だと思って聴いています。
美の表現においてくだらない自主規制は排除して、自由を謳歌するためにも、このヒマ カルメンシータピンクは安くてもいいから作付けすると思い、作付けしました。
「何人もこのヒマ カルメンシータピンクのエロ可愛さを邪魔するこはできない。」というカッコつけた思いです。
使い方は自由です。
どうぞ、お楽しみください。よろしくお願いします。
波はあるものの、10月末までは出荷できるのではないかと思っています。計算が外れる際は申し訳ございません。今は、当分出せる予定です。
他、ランバダブラック(赤黒系)ザンジバル(緑系)も少量作付けしています。
ヒマ カルメンシータピンク ~black,red,yellow label~ 2020
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2020-09-08 20:07:00

お知らせです。
香川のBouffier(ブフィエ)のミニー農場は8月末で、場長が退くことに伴い、(誠に急ではありますこと申し訳なく思います。
Bouffier(ブフィエ)との商標権含む契約を更新しない方向となりました。
前場長が退いたあと、新たな場長にて、graine(グレーヌ)として独自で生産活動を行う運びとなりました。


振り返れば、麦から始まり、竹を出してみたり、ルピナスが焼けたり 草系があまり認められていないときにも「草でしょ?」と言われながらも花ヒエ チョコラータをずっと出していました。
約13年間という年月、大変お世話になりました。誠に感謝申し上げます。皆様のお陰であります。
graine(グレーヌ)もこれから独自の活動をいたしますので、お引き立てください。

リレー出荷の理想が志半ばではありましたが、
山形のBouffierのblacklabel等は今まで通り、なお一層上を目指します。



ありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます。

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