Releasing Now(即今只今)

2021-06-10 19:36:00
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セダムのエメラルドアイズを出荷しだしました。
形状、色は画像添付します。

2年前に福島の会津で花き生産してる勉強会がありました。
出席させていただきました。
その折、花職人AIZUの山内さんの圃場を見学させていただきました。
様々な植物が植えてあった中にキレイなセダムがありました。
興奮しながら話す私に「持ってく?」と穂木を渡してくれました。
「増やしちゃっいたいです。品種名教えてください。」
山内さん、「セダムって名前で出しています。」

持ち帰った穂木を増やして養生して地面に植えました。

出荷名はどうしようと思っているやいなや、電光石火で閃きました。

「エメラルドアイズ」


花の色は黄色系で葉っぱがライトグリーンなので、全体的には黄緑色。それからエメラルドグリーンを連想しました。そして、セダムの花は瞳にみえたのでeyesをつける。
エメラルドという色の名前を入れることで、文字列データで取引される相対取引等でも容易に想像できて取引のクリックがあるのではないか。

そして、そのアイズは会津と掛詞になります。山内さんに、会津にレスペクトの意味です。
アイズには瞳の意味と会津の意味を込めたのです。

そしてそして、私の大好きなPrimal ScreamのSwastika Eyesの曲がイメージしてきました。
soCOOOLでUpper。エレクトリックなリズムがセダムの花の規則正しい花の付き方にCOLORが同じに感じてきました。そのSwastika EyesのEyesと重なるではないですか!
Swastika Eyesのかぶりは私だけの思いですが、もう、一年前からネーミング決めていました。

エメラルドアイズは直訳で「エメラルドの瞳」(会津に感謝!Swastika EyesはとてもCOOOL。!!)

初夏の水持ち花持ちが危惧されるときに セダムは水落しづらいというメリット。
ちょっっと涼し気な黄緑系の色合い。
今年は定植2年目ともあって丈の長さは20〜40センチとそんなにないのですが、アレンジメント等の埋め素材のグリーンものと考えていましたので、丈の長さにはこだわってはいませんでした。
と言っても使い勝手もあり、もう丈は少しほしいところではあります。株がもう少し成長したらもう少し伸びることを期待します。

植え付け株の数量はそんなに植えていません。
咲ききらない時に切りたいので、おそらく短期出荷の予定です。

画像添付します。
よろしくお願いします。
バックはLPです。
Primal ScreamのSwastika Eyesのシングル版です。ケミカル・ブラザーズとのリミックス版も収録されています。

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2021-06-03 19:12:00
ケシの実 (栽培合法品種)2021年

今年もケシの実を出荷できることに至りました。
毎年ですが、野ネズミ等の根っこの食害がありまsた。しかし、今年はケシ自体の株がカンバってくれています。
例年より多くの花芽を形成して立派に花を咲かせています。その光景は壮大です。その光景を皆さんに見ていただきたくても、短命花、かつ、切り花出荷した際にエネルギー不足で咲いたとしても色が薄くなるのではないかということでで、切り花での収穫出荷はBouffierでは控えています。代わりにと言ってはなんですが、BouffierのInstagram(@bouffierjp)やFacebookページでその花の様子をアップしています。

この品種は合法品種です。麻薬成分もない品種です。
せっかくキレイな花をつけ、エロかっこイイ実をつけるケシ科の植物ですが、ケシ=麻薬というイメージがつきまとうと思います。
だからこそ、そのイメージを払拭したくて ケシ科であるがゆえにケシの実として出荷しています。
ちょっと攻撃的な流通名です。
そして、20%のマーケットの世界でエログロさ、ギリギリ感をわかってくださると思い、その理由でも攻撃的なネーミングです。

画像添付します。
クリザール前処理済です。

バックはLPです。BeatlesのSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandです。
二十年も前に購入していました。
その時はあまり、心に刺さって来ませんでした。
しかし、長い年月でこのアルバムの素晴らしさが段々と分かってきて、若かった自分にある意味恥ずかしいぐらいです。
特に、 A Day In The Life は現在でも斬新な曲で、(アルバム全体的ですが)新たなアイデアを取り込んで挑戦してるのを勝手に感じてゾクゾクしてきます。
その方向性を花切稼業に転化していきたいです。いきます。


絶対的数量は少ないですが、もし見かけたらよろしくのほどお願い申し上げます。

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ケシの実 (栽培合法品種)2021年

 

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2021-05-30 21:57:00
ハゼリソウ アンジェリア
ハゼリソウのアンジェリア出荷開始しました。
昨年、初挑戦で雪降前に種蒔いたの数量が、少なくて雪解け後の育成もあまりうまくいかず数量が採れませんでした。
雪解け後に播種したのが出てきました。
長さが出てきました。長くければ良いってもんではないと思っています。花の頭で勝負したいです。

いかがでしょう。

あえて短くするのもハゼリソウの意思ではないと思うので、長いまま収穫します。
ハゼリソウは香りがいいです。
屈地性がありますが、真っ直ぐに水揚げいたします。
クリザール水溶液で前処理水揚げです。
咲きが揃うと思うのでダラダラ出しは厳しい見込みです。短期出荷スパンかと思います。
よろしくお願い申し上げます。
画像添付します。
写真撮りが下手です。背景はお許しください。
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ハゼリソウ アンジェリア
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2021-05-15 20:01:00
柳葉丁字草の花
柳葉丁字草の花を出荷しています。画像添付します。
数年前にとにかく雪解け後の春の売上が欲しくて、近隣のお庭などを拝見させていただいたときに5月ぐらいに開花した一株の丁字草の花をみました。とても青の色が綺麗でドッキドキッ毒気とし、尚且5月に花を咲かせるという春の売上にもつながると思い、ちょっと調べました。
有毒植物とあり、頭を悩ませているネズミの食害も防げるのではないかと思い、株を発注しました。
納品書には学名Amsonia tabernaemontanaとあり、柳葉丁字草であります。
丁字草の名前で出すことも思いましたが、詳しい名前もわかっているので、柳葉丁字草で出荷します。
すでに作つけしている先輩方に聞いたら、花より葉っぱの方が価値が出てる。ようですね。
花は青く星型(?)の感じで、楚々として涼しげというか、優しいテイストかと思います。
収穫の際ハサミで切ると白い液がでました。オキシペタラムのような感覚です。花の色形もオキシペタラム ブルースターに近い感覚です。
私は手が荒れないのですが、荒れる方は気をつけた方がいいのかもと思いました。
今年は定植二年目株なので、株もまだ養生時期で出荷数量は少ないです。
短期間の出荷と思われます。他産地と出荷時期が短期的にかぶるようなのですが、しょうがないです。
繊細的な青の色をお楽しみくださいませ。
使い方は自由です。
クリザール前処理済です。
よろしくお願いします。
バックはLPです。
丁字草は有毒植物ということで理由もなくFlora Purimのイメージが思い浮かびました。Flora Purimとても好きです。
このアルバム内のCasa Forteはフェーバリットです。
柳葉丁字草の花

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2021-04-25 18:21:00
雪国の遅い春。アネモネ セントブリジット ~black label~

 

アネモネ セントブリジット、背は出づらくとも八重咲きの品種。
無謀かもしれませんが、雪国の露地で育ててみようと思いました。
市場ではアネモネの主な出荷はは1月や2月、3月などだとは思いますが、その頃は明らかに雪の下です。
雪国の季咲は4月5月ぐらい。
季咲は本来の自然の咲き方で、自発的能動的な美しさがあるのではないかと思い、季咲で出してみたらどうなるのだろう。と思いました。
4月5月にアネモネの出荷はあまり聞きません。
それは、いろんな事情はあると思うのですが、季咲だと花屋さんの店頭やお客様の手元に届いた時の気温は高くて、すぐ咲いて花が散ってしなうのではないか。ですので、若切りして、実験しました。
室温20度キープ(夜温含め)ですと、すぐに散ることはなく、蕾から開花を鑑賞でき、散るまで7ー12日前後は楽しめるのではないか。
出そう。と思いました。
単価は低いことは重々承知の覚悟の上です。
春咲き球根植物による雪国の春の便りをおくってみたいと思いました。
雪の下に株を寝かせて、植物が強くなって、発色がよくなるのではないかという仮説を立てました。
発色はいい感じだと思います。
茎の部分の長さは短くても 八重の花弁、花弁の色が天使なのか悪魔なのかのような怪しい色。(尊敬する心の師の下北沢の珈琲屋さんがこの表現を使っていて、まさに!と思い、泥棒してしまいました。お花の表現泥棒です。)

昨年2020年まではBouffierミニー農場にて、アネモネ セントブリジットを双方で提案相談しながらやっておりましたが、急遽昨年夏で関係は物別れとなりました。
提案相談していた品種には数年単位での考えがあったのと、且つ、愛着もあります。
アネモネ セントブリジットもそのうちの1つです。
そのことも作付理由の1つです。
自問自答の域ですが、
雪が降る地域では施設などでないと冬春の売上がなかなか上げられません。雪国の施設となると減価償却費やらランニングコストで利益は減少します。
雪が振らないところとは勝負にならないのではないかと思っています。
雪国だからという理由で単価が高くなるのは市場原理では通用しないです。
雪国の冬場農業売上はずっと、永遠のテーマかもしれません。
雪が降るからこそ、綺麗になるとか。それをどう活かすか。答えは自分でみつけたいと思いますが、ずっと答えが見いだせずにヒントが欲しいですね。
やはり、ハウスなのだろうか。とか考えるときもあります。
クリザール前処理しています。
出荷シーズンは外れていますが、
もしよかったら手にしてみてください。
早い段階で収穫してるので、蕾は固く小さいです。画像添付します。
試しともあって、青紫6割、白3割、その他1割の作付数量です。
バックはLPです。
お気に入りのJane Birkinのアルバム・ジャケットです。
セルジュ・ゲンスブールが好きです。
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