Releasing Now(即今只今)

2021-04-25 18:21:00
雪国の遅い春。アネモネ セントブリジット ~black label~

 

アネモネ セントブリジット、背は出づらくとも八重咲きの品種。
無謀かもしれませんが、雪国の露地で育ててみようと思いました。
市場ではアネモネの主な出荷はは1月や2月、3月などだとは思いますが、その頃は明らかに雪の下です。
雪国の季咲は4月5月ぐらい。
季咲は本来の自然の咲き方で、自発的能動的な美しさがあるのではないかと思い、季咲で出してみたらどうなるのだろう。と思いました。
4月5月にアネモネの出荷はあまり聞きません。
それは、いろんな事情はあると思うのですが、季咲だと花屋さんの店頭やお客様の手元に届いた時の気温は高くて、すぐ咲いて花が散ってしなうのではないか。ですので、若切りして、実験しました。
室温20度キープ(夜温含め)ですと、すぐに散ることはなく、蕾から開花を鑑賞でき、散るまで7ー12日前後は楽しめるのではないか。
出そう。と思いました。
単価は低いことは重々承知の覚悟の上です。
春咲き球根植物による雪国の春の便りをおくってみたいと思いました。
雪の下に株を寝かせて、植物が強くなって、発色がよくなるのではないかという仮説を立てました。
発色はいい感じだと思います。
茎の部分の長さは短くても 八重の花弁、花弁の色が天使なのか悪魔なのかのような怪しい色。(尊敬する心の師の下北沢の珈琲屋さんがこの表現を使っていて、まさに!と思い、泥棒してしまいました。お花の表現泥棒です。)

昨年2020年まではBouffierミニー農場にて、アネモネ セントブリジットを双方で提案相談しながらやっておりましたが、急遽昨年夏で関係は物別れとなりました。
提案相談していた品種には数年単位での考えがあったのと、且つ、愛着もあります。
アネモネ セントブリジットもそのうちの1つです。
そのことも作付理由の1つです。
自問自答の域ですが、
雪が降る地域では施設などでないと冬春の売上がなかなか上げられません。雪国の施設となると減価償却費やらランニングコストで利益は減少します。
雪が振らないところとは勝負にならないのではないかと思っています。
雪国だからという理由で単価が高くなるのは市場原理では通用しないです。
雪国の冬場農業売上はずっと、永遠のテーマかもしれません。
雪が降るからこそ、綺麗になるとか。それをどう活かすか。答えは自分でみつけたいと思いますが、ずっと答えが見いだせずにヒントが欲しいですね。
やはり、ハウスなのだろうか。とか考えるときもあります。
クリザール前処理しています。
出荷シーズンは外れていますが、
もしよかったら手にしてみてください。
早い段階で収穫してるので、蕾は固く小さいです。画像添付します。
試しともあって、青紫6割、白3割、その他1割の作付数量です。
バックはLPです。
お気に入りのJane Birkinのアルバム・ジャケットです。
セルジュ・ゲンスブールが好きです。
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