Releasing Now(即今只今)
2021-10-17 14:55:00
ブラックレーベルからアスターのミッドナイトスターを出荷開始しました。
アスター ミッドナイトスターとはBouffierでつけた流通名で、アスター アンレイズの実がついて黒くなったもののを名称の定義にしました。
この植物の色をいかに【黒】や【ブラック】という名称を使わずに表現するか。そこに拘り、【ミッドナイト】としました。
この植物のキラキラ感をいかに表すかを悩み、寒空の星空を眺めていて、星が落ちてきました。
【ミッドナイトスター】とつけてみました。
【ミッドナイトスター】とつけてみました。
当初はアンレイズの品種があまり出回らないようにとの思いもありました。Google等で検索すると容易にネタ元がわかるからです。
キワモノ品種だと思うので、マジョリティーではないと思いました。使い手をもある程度は選ぶ感じで。キワモノが量で勝負されたら一気にその品種が終わるからと感じていたからです。ロング期間でゆっくり少しづつ出荷して大切にした方が総出荷本数は伸び、売上高も↑と思っていた品種でした。
作つけ当初はあまり作つけしてる方も少なかったのですが、最近はこの品種を作つけしてる方が増えたようです。
夏の緑の花の状態でグリーン素材で出荷しているかたもいらっしゃるようです。いろんな表情を見せるのです。
Bouffierでは霜がおりるギリギリまでまち、赤黒の実が熟すまで待つことにしています。
夏の表情とは違うという意味でミッドナイトスターとしました。
二年前ぐらいからこの植物の平均単価が大幅に暴落しています。
その原因を探ると、供給量が一気に増えた。しかし、需要はあまり増えていない。
秋なので、飽きが来てるようです。
なぜ、需要が増えないのかも探ると、「使いづらい」「難しい」との評価があるとのことでした。
簡単ではないですが、そんなに難しいのだろうかと、花屋経験者のスタッフに聞いてみたところ、「かわいいよ。そんなに難しくないでしょ?」
という感じでした。
そして、紫蘇の実と一緒にBouquetを束ねていました。その画像も添付します。
(私はどうしてもグルーピングの癖がありますが、そのスタッフは散らして4方観のラウンド仕立てでした。)
確かに、マーケットピラミッドの上層を刺激するアイテムでマーケットピラミッドの全てを網羅するアイテムではないのは思ってはいましたが。
もっと、自由に好きにこの植物と遊んだらいいんじゃないかと思いました。
ですので、運賃割れを起こさないかぎり、出します。
だからと言ってディスカウントするつもりは毛頭ございません。この植物も愛していますので我が子のようなものです。
愛される方に愛されてほしいです。
霜が降りる11月初旬ぐらいまで、コンスタントに行きます。
クリザール前処理済です。
エコゼリーなしの乾式出荷ですが、水枯れとうの報告はなく、良い状態で到着してるようです。
水揚げは少し切り戻す程度だけで新聞紙で包んでクリザール等で中間処理の水揚げで大丈夫だと思います。
茎の部分の葉っぱはどうしても汚れがちな生育ですが、スタッフが除去しています。
よろしくお願い申し上げます。